病院によっては、白髪染め以外の毛染めが禁止されていたり、カラートーンが決められていたりすることもある。そのため、髪色を楽しめないことに不満を抱えている看護師もいるだろう。しかし、ウィッグやスプレーなどを利用すれば、プライベートで好きな髪色を楽しむことも可能だ。まず、手っ取り早く髪色を変えられる方法としてはウィッグがあげられる。ヘアスタイルはもちろん、色々な髪色のものが販売されているので、攻めたヘアスタイルを楽しむこともできるだろう。髪を小さくまとめて被るだけで装着できるので、仕事帰りに遊びに行く時などにも便利だ。安いものなら3000円ぐらいからあるので、経済的にもそれほど負担にならない。次に、ヘアスプレーで髪色を一時的に変えるという方法もある。髪の毛を洗えば取れるので、仕事に行く前に洗髪すればよいだけだ。スプレーの場合はピンクやレッドなど、奇抜なカラーを部分的にスプレーして楽しむのが良いだろう。パーティーやイベントに行く時におすすめだ。また、バレないようにインナーカラーを入れるという方法もある。インナーだけにカラーリングするので普通に髪をおろしたり、束ねたりしている分には目立たない。プライベートでは外ハネにしたり耳にかけたり、お団子にしたりなど、インナーカラーが目立つようなスタイリングにして楽しめる。看護師は暗い髪色という概念は変わりつつあるが、古い体質の職場ならこのような工夫をして髪色を楽しむことができるのだ。ルールの範囲内で髪色を楽しむ看護師が増えることで、医療現場の活気にもつながるかもしれない。